乗っていた電車がトラブルの影響で突然止まってしまう、という経験をされた方は多いと思います。定刻通り運転してもらわないと通勤や通学などで利用している方にはとても不便ですよね。

 

何度も同じ原因で電車が止まることに遭遇したことがある方は「本当の原因ってなんなの?」と疑問に思われるのではないでしょうか。

 

ここでは、そんなトラブルの中でも特に多い「信号トラブル」について情報をまとめました。

電車の信号トラブルとは?原因って?

電車が急に止まってしまう原因として「信号トラブルによる遅延」があります。信号トラブルとは具体的にどういったものなのでしょうか。

 

◆信号トラブルとは

信号トラブルとは、その名の通り信号機にトラブルが起こって、ずっと赤のまま変わらないことです。
具体的に説明しますと、電車のレールは左右に信号電流というものを流しています。その電流が信号機まで流れて伝わることで、信号が青になるという仕組です。電車が左右のレールの上を走行することで車輪を通じてレールに信号電流を流すのです。
信号が青の状態で電車が通過すると、車輪によって信号機まで電流が流れなくなり、スイッチが落ちて赤になるという仕組です。

 

◆信号トラブルが起こる原因

・レールになんらかの原因が起こり信号電流が伝わったままになってしまう
・レールになんらかの原因が起こり信号電流が伝わらなくなってしまう
・信号機のヒューズが切れてしまう
・配線がなんらかの原因によりショートしてしまう
・配線ケーブルから火災が発生する
・分岐器に異常が起こり進路が取れなくなる

 

このように、信号トラブルが起こる原因は複数あります。

なかでも、電車のブレーキや長年の使用でレールが擦れることで、信号電流が信号機に届かなくなってしまうことが原因になることが多いようです。

 

こうなると、実際に電車が走行していないにも関わらず電車がいる状態だと信号機が認識してしまいます。電車がいないのに信号がずっと赤になったままということですね。

 

しかも、信号電流の流れのトラブルで赤になっているだけなので、電車が通過したという信号電流が送られず、いつまでたっても赤になったままになってしまいます。

 

こういう状態になると、作業員がすぐさま線路上で復旧作業を行います。

 

しかし、トラブルが起こっている場所が分りにくく、見つけにくいため時間がかかってしまうのです。

 

その間に電車をすべて止めるわけにはいかないため、トラブルの起こった区間を徐行で運転するので、結果的に電車の遅れた発生するということです。

電車の信号機トラブルの復旧時間はどれくらい?なぜいつも長いの?

電車の信号機トラブルで長時間電車内で待たされてしまう……こういう体験は非常につらいですよね。一体なぜ、復旧に時間がかかってしまうのか?復旧時間はどれくらいなのか?気になるところだと思います。

 

◆復旧時間

復旧時間については、一概に言うことができません。故障の箇所や状況によって違ってくるからです。調べた中では20分程度で終わったものから6時間以上かかったものまで幅広くありました。火災などが起こった場合は、もっと長い時間がかかる場合もあります。
もし、乗っていた電車が信号機トラブルに見舞われた場合は、仕方が無いことですので焦らず駅員の指示に従うようにしましょう。

 

◆復旧時間が長い理由

上記でも少しご説明しましたが、トラブルが起こっている場所が分りにくく、見つけにくいことが原因の一つです。トラブルの箇所を見つけないことには、故障の原因も分りませんし、復旧作業もできないというわけですね。

 

もう一つの原因に、システムの問題があります。以前は駅単位で信号を管理していましたので、トラブルが起こってもその駅の周辺のみで済んでいました。

 

しかし、現在は集中制御方式と言って一箇所で全路線を管理するシステムになっているのです。

 

この集中制御方式で便利になった部分も大きいのですが、このようなトラブルが起こった場合には、原因箇所の特定に時間がかかるというデメリットも起こるようになりました。

 

このデメリットにより復旧時間がかかるようになってしまったということです。

電車の信号トラブルが隠語って本当?

隠語とは社員同士が密かに取り交わす時に使われる言葉です。

 

飲食店で働いた経験がある方はお手洗いに行く際に「○○番入ります」などの隠語を使ったことがあるのではないでしょうか?

これは、お客様に不快な思いをさせないため会社としてのサービスでもあります。

 

電車でも、こういった隠語を使っている可能性はあるのでしょうか?

例えば、よく耳にする「ただ今、社内点検を行っております」。

 

これは、具体的に言うと車内に不審物がある、社内に不審者がいる、急病人が出た、痴漢や客同士の喧嘩などの迷惑行為が発生した、などの理由で使われることが多いようです。

 

「信号トラブル」の場合でも、信号自体にトラブルがあった場合、レールの摩耗などでトラブルがあった場合、信号電流自体にトラブルがあった場合、電気系統にトラブルがあった場合、と理由は様々です。

ですので、電車内でのアナウンスは多様な意味を含んでいることは間違いありませんが、何かを隠すための隠語というわけではなさそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ここでは電車が止まってしまう理由としてよくある「信号トラブル」についての情報をまとめました。いつも何気なく乗っている電車ですが、トラブルの意味や原因など案外知らないことが多いように思います。
その原因を知っていれば、実際に乗り合わせた時にもイライラすることなく待つことが出来ると思います。
ご参考になれば幸いです。